【まとめ】5月中旬 浸種と催芽と芽出しの方法、やり方
種籾を苗箱に播く時、そのままでも芽がでると思いますが、確実に発芽するためとタイミングを揃えるために、水につけて芽出しを行います(o^∇^o)ノ。
<水を浸ける日数>
晩生の品種の浸種と催芽(さいが)と芽出しの時期(5月中旬)は十分気温が高くなっているので、水温も25℃ぐらいで、2日ほど水に浸けておくだけで芽がでます。
下の手順では、お風呂の残り湯に浸けていますが、それも必要ないので、かなり楽な作業で済んでいます(〃⌒∇⌒)ゞ。農業書では、積算温度100℃(水温20℃なら5日、水温10℃なら10日間)で芽がでると書いていますが、これだけ暖かい時期だと関係なくなるのですね(^▽^;)。
品種によっては、4月上旬頃に水を浸ける事も多いと思いますので、時期によって浸水する日数を調整してください。
<手順>
芽出しする手順は、次の通りです。
1.バケツに水をいれて、種籾を浸水する
木曜日の朝に浸水して1日置きます。下の写真では、バケツに2袋上下に入れていますが、下側が育ちが遅かった事があったので、バケツ1杯に付き1袋にしないと下の種籾が苦しいのだと思います。
2.適当に種籾を混ぜて、空気を入れ替える
金曜日の朝には、発芽する際の甘~い匂いが広がります(o^∇^o)ノ。
泡もいっぱい浮いています!呼吸している証拠ですね。
このままでは、真ん中の種籾の呼吸が苦しくなるので、袋ごと持ち上げて種籾を混ぜます。そうする事で、新鮮な空気と入れ替えて、呼吸をし易くします。
3.お風呂の残り湯で芽出しする
金曜日の夜、家族が入った後のお風呂の残り湯(34℃程度に下がってから)に浸けます。広いところで呼吸しやすくするのも兼ねています・
土曜日に種籾が鳩胸状態になるまで浸水します。
4.陰干しして乾かす
鳩胸状態になったら、ベランダ又はお風呂の中で陰干しします。
<注意するポイント>
気をつけないといけない事は、芽が出始めた種籾は、乾かしただけでは成長は止まりません。1日以上乾かすと、根が伸びて機械では植えれなくなります(私の失敗経験)のでご注意を!!下の写真の右2つのようになったら全滅です(^▽^;)。
なので最近は、鳩胸状態にせず木金の2日間のみ水に浸けて、土曜日に種蒔きをするようにしています。雨で種蒔きが延びてしまって、その間に根が伸びるのが怖いからです。
<最後に>
無事に鳩胸状態で乾くと、日曜日の朝から種まきします。ちなみに、日曜日が雨予報の時は、鳩胸状態になっていなくても土曜日のうちに播きます。少々芽が出てなくても、6月頃だと2日間も浸水できていれば十分です(o^∇^o)ノ。
↓頑張れの応援クリック待ってま~す↓