【まとめ】5月下旬(播種後5日) お手軽・簡単なプール育苗の方法、やり方、作り方
日曜日に種まき+育苗シートを行ってから...
1週間後にプール育苗するために、プールの作成方法を紹介します(o^∇^o)ノ。
- <材料>
- <プールを作る手順>
- 1.発芽の確認
- 2.種籾を土を追加して隠す
- 3.苗箱の間を空ける
- 4.セメントレンガでプールを作る
- 5.セメントブロックで水入れ口を作る
- <苗箱の高さ調整>
- <最後に>
<材料>
プール育苗のセットを購入すると、高いですが...
私の材料はホームセンターでも購入できる格安の、ブルーシート&セメントレンガ&セメントブロックです!!
ブルーシートの規格のサイズは実際のサイズの方が小さいのと、プールを作るときは水入れ場所や隙間を空ける必要があったり、水を貯める為に四方を立てる必要があったりするので、並べた苗箱のサイズよりも+1.5m程度大き目のサイズを購入します!例えば、3箱(1.8m)×12箱(3.6m)の場合は、3.6m×5.4mのブルーシートです。
ブロックレンガは20cm×10cm×6cmのサイズが絶妙で、ビニールシートを押さえたり、プールの高さを3種類変えたり、いろんな事に応用が利く素晴らしい材料です(o^∇^o)ノ
コンクリートブロックは、水入れ口で2個ほど利用します。
<プールを作る手順>
プールを作る手順は次の通りです。
- <材料>
- <プールを作る手順>
- 1.発芽の確認
- 2.種籾を土を追加して隠す
- 3.苗箱の間を空ける
- 4.セメントレンガでプールを作る
- 5.セメントブロックで水入れ口を作る
- <苗箱の高さ調整>
- <最後に>
1.発芽の確認
うまくいけば5日目(金曜日)ぐらいに芽が生えます。
光を通す育苗シートだと、最初から緑化した芽が生えているはずです。普通の農家さんは、寒い時期に育てるため、苗箱を保温気の暗室に入れているので、最初は白い芽です。なんとなく、最初から緑化していた方が、健康に育つ気がするのでこの方法が気に入っています。
この芽が生えるのを確認するまでは、心配で心配で毎日でも見に行きたくなります!最悪、芽が出なかったら1週間遅れで再度種まきをするぐらいの気持ちでいた方がいいかもしれません。
育苗シートをあけて、芽が生えているかどうか確認します。
芽が出たら保湿シートを外します。この「白」から「緑」に変わる瞬間が、安心し喜ぶ瞬間ですね(o^∇^o)ノ。保湿シートを外すと鳥に狙われる事があるので、必要に応じて鳥避けのネットを張っておきましょう!通常、1.5葉になるまでは狙われるそうです(^▽^;)ワタシハメンドイノデシマセン…。
拡大するとこんな感じです。そこそこの薄まきになっているかな?
それに比べると、ポット苗は寂しいです。上の全体写真でも、生えてないと勘違いしてしまいそうです(〃⌒∇⌒)ゞ。けど、それが良いんですよね。
2.種籾を土を追加して隠す
上から見て種籾が見えている部分は、土を追加して見えないようにします。そうしないと、鳥が見つけて食べに来てしまうからです。昔、種籾が見えていた1箱だけ、鳥に食べられて荒らされていた経験からです。
3.苗箱の間を空ける
この作業が終わった後、私は発芽した瞬間からプールに浸けて、水に沈めます。そのために、早速プールを作ります。
まずは、歩く場所の確保と水が流れ込み易いように、苗箱の間を離していきます。
4.セメントレンガでプールを作る
プールの水平がきっちりできていれば、セメントレンガを横向きにして6cmの高さのプールを作ります。
特に、四隅はセメントレンガ同士を寄せて、ブルーシートをしっかり立てておきます。
5.セメントブロックで水入れ口を作る
セメントブロックで水入れ口を作ります。
手前のセメントブロック2個のように、組み合わせます。
こんな感じで、ホースを固定して、水流が苗箱に当たらないようにします。苗箱に当たると土がめくれて、ひどい事になりますので、気をつけて(*⌒0⌒)b。
<苗箱の高さ調整>
水平がうまくとれてないと、水を入れると水に浸かっている所と、水に浸かっていない所がでてきますので、苗箱の高さを揃える必要があります。
(1)レンガを立てて水位を上げる
水に使っていない所の水位を上げるために、レンガを立てて10cmの高さにします。
四隅も同様に、レンガ同士を寄せて、ブルーシートをしっかり立てておきます。
(2)苗箱や園芸支柱で高さ調整
苗箱や園芸支柱で調整します。
高い=苗箱、
中くらい=直径20mmの1.8m支柱、
低い=直径8mmの90cm支柱
を使って調整します!!まるで、パズルを組むように頭を使います。面倒くさがりの私ですが、こういう工夫する作業は何時間かけても苦になりません♪
そうすると、高さを揃える事ができます。左から右にBeforeAfterです!!違いが分かりにくいかな(〃⌒∇⌒)ゞ。
⇒
(3)水位の微調整
水面の高さを低い側の仕切りのレンガとレンガの間を押さえることで微調整します。
雨が降っても調整した水面以上にならないようにして、苗が水に沈まないようにしておきましょう!!
水量は、箱よりも高くして、葉が少し見えるぐらいにして苗を完全に水に浸けるようにします。
最終的に、全体はこんな感じです。
<最後に>
これで、水が少なくなったらホースで水を入れるだけの、ほとんどメンテナンスフリーのお手軽育苗プールが完成です(o^∇^o)ノ。
農家のようにビニールハウスがなくても、家の駐車場や空き地で、しっかり健康に育てることができます!20日苗と言う通り20日後には、田植えができる苗に育っていると思います。私は30日で少し大きい苗を育てていきます(o^∇^o)ノ。
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