素人が趣味で始めた自然農お米作り

3.3反(1.7反と1.6反)の田んぼで米作りをしています!2009年から始めて、天日干しをしています。2年間は収穫なしでしたが徐々にコツを掴み収穫できてきました。無農薬、無除草剤、無肥料、天日干しの自然栽培・自然農法で、①疎植栽培(株間30cm)②深水管理(中干しなし)③生き物繁殖を基本として愛情を込めて育てています。

【まとめ】5月下旬 育苗シートで保湿と雨よけと鳥避けの方法、やり方

種まきが終わったら、育苗シートで保湿と雨よけと鳥避けをします!育苗シートは光を通して雨を通さないものを利用し、芽が出たらすぐに光と風をあてて、少しでも自然な環境で健康に育つようにします(o^∇^o)ノ。

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<材料>

主な材料は次の通りです

1.セメントレンガ

まずは、育苗シートやプールを作るうえでの秘密兵器となるセメントレンガです。

このセメントレンガはシートを押さえる事はもちろん、20cm×10cm×6cmのサイズが絶妙で、プールの高さを3種類変えることができるし、組み合わせによっていろんな事に応用が利きます(o^∇^o)ノ ネダンモヤスイ!!

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2.育苗シート

次に、保湿を行うための育苗シートを準備します。私が使っているのは、クボタの育苗シート(2.1m×5.0m)です。ホームセンターやamazonでは販売してなく、私の場合は近所の農機具屋で購入しています。作っているところは「三井化学東セロ」という会社みたいです。皆さんも、近所でクボタと取引している農機具屋で聞いてみてください。

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この育苗シートは、見た目は白の薄い発砲スチロールみたいですが、なんと「光を通して、水は通さない!空気を極力通さず保湿できる。」というすばらしい特徴を持っています!!太陽に当たっても高温になることもないので、芽が出ても焼けてしまう事もありません!!! 

3.ブルーシート

苗箱36箱を最終的にプールにするブルーシートの上に並べますブルーシートは、ホームセンターに売っている厚手のものを購入しています。

注意することは、ブルーシートの規格のサイズよりも実際のサイズの方が小さいのと、プールを作るときは水入れ場所や隙間を空ける必要があったり、水を貯める為に四方を立てる必要があったりするので、並べた苗箱のサイズよりも+1.5m程度大き目のサイズを購入してください!例えば、3箱(1.8m)×12箱(3.6m)の場合は、3.6m×5.4mのブルーシートです。

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4.園芸用支柱

直径20mmで180cmの園芸用支柱を骨組みに使います。

 

<手順>

この材料を使って、育苗シートを敷く手順は次の通りです。

 

 1.ブルーシートの上に苗箱を並べる

ブルーシートを敷いて、苗箱同士の隙間をなくして並べます。

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2.ブルーシートの端を折り込む

雨がブルーシートの中に入り込まないように、ブルーシートの端を折り曲げて浅いプールを作っておきます。

まずは、苗箱の端まで折り曲げて...

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こんな感じで折り曲げていきます。次の写真は新聞で苗箱を覆っていますが、昔の写真はなので気にしないでください。

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これを四端とも折り曲げて…

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ブロックで押さえることによって、外から水が入り込まないようになります。

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3.雨の圧迫を避ける骨組み作成

※骨組みはなくてもいいかもです

次に、そのまま育苗シートを平らに敷くと雨が降ったときにシートの上に水が溜まり、土や芽を圧迫してしまうので、真ん中を高くして三角屋根のテント状にして、雨水を流せるようにします。そのために、畑で使う1.8m支柱を組み合わせて骨組みを作って...

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骨組みを作って育苗シートを敷くと、少し真ん中が浮いているのが分かるかと思います。

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ただし、これをすると、苗箱の上の空間が場所によって大きくなり、場所によって生育が変わったりしてしまうのと、支柱が落ちて土を掘ってしまった事もあるので、あまりいい方法ではないかなと思っています。いつもの面倒くさがりで、最近は雨を気にせず支柱を入れずに育苗シートを箱に密着させています。それでも育っているので神経質にならない方がいいかもです!

4.育苗シートを被せる

 育苗シートを被せます。

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次に周りをブロックで押さえるのですが、気をつければならない事は、育苗シート外にブルーシートを出さないようにする事です。外にブルーシートが出ていれば、そこから水が入って必要以上に土が水を吸って、種籾が酸欠になってしまいます。

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<最後に>

これで、芽が出てくれるのを祈りましょう(o^∇^o)ノ。うまくいけば、5日後(日曜日に種まきした場合は金曜日)にかわいい芽が出てくれます!!

 

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