素人が趣味で始めた自然農お米作り

3.3反(1.7反と1.6反)の田んぼで米作りをしています!2009年から始めて、天日干しをしています。2年間は収穫なしでしたが徐々にコツを掴み収穫できてきました。無農薬、無除草剤、無肥料、天日干しの自然栽培・自然農法で、①疎植栽培(株間30cm)②深水管理(中干しなし)③生き物繁殖を基本として愛情を込めて育てています。

糸トンボの繁殖とバッタで気付く生命の循環

稲も大きくなってきたので、株と株の間が葉っぱで狭くなってきて、色々な生き物を多く見かけるようになってきます。

 

まず、よく目に留まるのは、糸トンボです。目立たないですが、座って見回すと、大量にとまっています(o^∇^o)ノ。

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次に田んぼの周りを歩くと、バッタがぴょんぴょん跳ねます。そのわりに、写真を撮ろうとすると茎の後ろに隠れる、恥ずかしがり屋のかわいいやつです(^▽^)サツエイハムズカシイケドネ!。

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バッタは稲の葉っぱを食べますが、私は全然気にしてません。分けつした葉っぱが無くなろうが、他の分けつの葉っぱが残っていれば、穂は十分成長してくれます。ただし、成長が遅い稲はこんな感じで食べれられてしまいます。

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この稲を単独で見ると、稲を食い荒らすバッタを駆除しようと思うかもしれませんが、田んぼ全体を見ると、食べられて育ってない稲は、ほんの一部です。この稲を見てもお分かりの通り、もともと成長が弱い稲で、私は成長したとしても収穫が期待できない稲をバッタが処分してくれていると考えています。まあ、バッタの駆除なんて農薬使わない限り、きりがないですからね(〃⌒∇⌒)ゞ。

自然はうまく循環していて、元気な生命は残り、弱い生命は他の生命を生かすための糧になるんだなぁと、勝手に感心しています。

野菜を育てている人も感じるかもしれませんが、弱い成長している又は肥料で無理に成長させている苗や野菜は虫がついて食べられますが、元気に成長している苗や野菜には虫がつきにくいです(青虫は別として、アブラムシはこの傾向が顕著ですね)。例としては、移植した苗の時にはアブラムシがついていても、環境が良く大きく育ちさえすれば自然といなくなっている事などです。自然農の考え方は、虫の駆除を考えるより、いかに虫がつきにくい元気な成長を手助けできるかと思っています(〃⌒∇⌒)ゞ。その方法が、草を刈っての草マルチングだったり無肥料であったり不耕起だったり草との共生だったりするのかなと。

 

元気に成長した稲や野菜は本当に美しい姿をしていて、その姿を見ると今までの苦労なんて忘れてしまいます!!私は、その自然な美しい姿を見るために育てているといっても過言ではないです!!!

 

ちなみに、面白いことに、バッタは稲とヒエが並んでいたら柔らかいヒエの方を好んで食べます。元気な稲の横で食べられたヒエがあるとニヤリとしてしまいます(*´∇`*)。私がバッタでも、稲とヒエが並んでいたら、固い稲は食べたくないと思うでしょうねヽ(=´▽`=)ノ。

 

これから、稲がもっと生長して株間に葉っぱが多くなると、蜘蛛も繁殖してきます。蜘蛛が繁殖してくれるとウンカが来ても大丈夫だなって安心します。これからも稲の生長だけではなく、生き物を観察しながら楽しんでいきます(o^∇^o)ノ。

 

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