素人が趣味で始めた自然農お米作り

3.3反(1.7反と1.6反)の田んぼで米作りをしています!2009年から始めて、天日干しをしています。2年間は収穫なしでしたが徐々にコツを掴み収穫できてきました。無農薬、無除草剤、無肥料、天日干しの自然栽培・自然農法で、①疎植栽培(株間30cm)②深水管理(中干しなし)③生き物繁殖を基本として愛情を込めて育てています。

【農機具編】来年不耕起を広げるための方法、やり方

前の記事で書いた通り、不耕起にするためには稲刈りの時から、土をデコボコにしない事が必要です。

その為には、2条刈りの小型でも800kg以上もあるコンバインで稲刈りするのではなく、他の方法を考える必要があります。

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では、どの方法があるかと考えると...

①手刈りを行う方法

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手刈りだと、ほとんど田んぼが凹まないので理想的ですが、手刈りを行える広さは1反が限度だと思います。特に、水はけの悪い田んぼでの手刈りは、かなりの重労働です( ̄Д ̄;;キョネンハツカレタ~。

 

そこで、今回は農機具の導入を考えます!これまで、倉庫がないのでエンジン付きの農機具は除草機⇒f:id:shirotofarm:20160907232522p:plain のみでしたが、ついに2台めのエンジン付き農機具を購入します!!

 

②コンバインよりも軽量のバインダーで行う方法

コンバインではなく、バインダーだと次のメリットがあると考えています。

◆バインダーはコンバインよりも、かなり軽い
◆運搬する際、素人でも軽トラで運ぶ事が可能
◆倉庫がなくても、160cm×70cmのサイズで保管できそう
◆理想の天日干しを広げるためにも必要

そこで、バインダーの購入を考えたのですが、次に決めなければいけない事は、どのタイプを購入するかです。通常バインダーは、下の写真のように3タイプあって、それぞれに特徴があります。

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しかし、今回の目的から考えると、次の理由から「1輪1条刈り」のタイプを購入することと決めました!!

◆2条刈りの効率の良さよりも、コンパクト&軽さを重視
※2条刈り150kgよりも、1条刈り90kgを選択
◆1輪部分が切り株の上を通るので、凹みを最小限にする事が可能
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◆水を溜めたまま、稲を刈ることも可能
※コンバインでは不可能な事が、バインダーだと可能です!
※ぽんたさんが実践しています。このブログ↓を見たときは衝撃を受けました!

※将来、工夫次第で面白そうな事ができそうです(^▽^)/。

 

次に購入ですが、新品だと50万円ぐらいするので、中古を探します。

ずっと前から欲しかったために、3年前ぐらいから話しかける農家の方に使わないものがないかどうか相談していたのですが、私の周りに持っている人はいませんでした。そこで、いつもお世話になっている農機具屋の社長さんに相談した所、地元で年1回開催される農機具フェアに出品される可能性があるとの事なので、見に行くと...

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手前から「2輪1条刈り」1台、「2輪2条刈り」2台で、目的の「1輪1条刈り」がありませんでした。

 

そこで、社長さんに他の農機具屋さんに声をかけて頂いて、探してもらった所、「1輪1条刈り」が見つかりました!!

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クボタRE20です(^▽^)/。マニュアル&仕様(PDF)はこちらです。使わない時は屋内の倉庫で保管していたという、かなり程度の良いものです。

157cm×66cm×92cmで、重量83kgです。これぐらいだったら、倉庫がなくても何とか置く所をさがせそうです(〃⌒∇⌒)ゞ。

また、仕様では1反あたりの作業時間が65~115分なので、4反を8時間ぐらいでできればいいなと思っています。

価格は、正直オークションの方が安いと思いますが、納入前の点検整備と今後の修理対応もサポートして頂けるので、迷わず農機具屋さんで購入しました。なんせ、機械音痴の素人なので(〃⌒∇⌒)ゞ。

 

8年間お米を育ててきて、最小限の農機具しか買わないと心に誓ったなかで、どうしても欲しかったバインダーです!!コンバインでするよりも時間と労力がかかる事は分かっていても、手作業よりも断然効率良くなるはずなので、稲刈りが凄く楽しみです(^▽^)/ ヤッタ~。このバインダーを使ってどういう作業を考えているかは、次回の【稲刈り編】で書きますね。もう暫くお待ちください。

 

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