【まとめ】自然農の藁を使った手作り納豆の作り方です。なければ市販の納豆でもOK♪
天日干した藁が大量にあるので、自然農の藁を使って、納豆を作ってみました。その作り方をまとめておきます。
藁を持っていない人がほとんどだと思いますので、その場合は市販の納豆を混ぜれば簡単に出来ます。しかし、自然の藁に大豆を入れるだけで納豆ができるなんて、不思議ですね。
- <はじめに>
- <材料>
- <手順>
- 1.大豆を洗って、1日水に浸けておきます
- 2.藁を使って、藁苞(わらづと)を作ります
- 3.大豆を圧力鍋で蒸します
- 4.蒸した大豆を藁苞に入れます
- 5.タッパーに藁をいれて大豆を入れます
- 6.発酵器で24時間程度、40℃保管します
- 7.納豆が完成すれば、冷蔵庫で保管します
- 8.食べる量だけ取り出して、食べます
<はじめに>
藁に納豆菌が存在しているので、その納豆菌を増やす作業を行っていきます。その他の菌も存在していると思いますが、40℃で保温すると納豆菌が一番繁殖するという事なのでしょう(o^∇^o)ノ。
つまり、納豆を作るコツは40℃近くで保温することがすべてと言ってもいいぐらいです。保温さえうまくいけば、成功すると思います。ちなみに、麹だと30~37℃で保管していくので、うまく住み分けできています。
<材料>
米麹や味噌は、材料の分量を量って作っていきますが、納豆はあまり気にしなくていいと思います。今回準備した材料は次の通りです。
・大豆
・藁
(藁がない場合は、市販の納豆)
大豆ですが、家にある大豆をかき集めてきました。地元産の白大豆です。農協や直売所で購入します。
手に入らない時は、ネット通販で購入します。
藁は、天日干しで残った藁を使います。持っていない時は、市販の納豆を使ってください。
<手順>
では、これらを準備した上で、私が行った作り方は、次の手順です。
- <はじめに>
- <材料>
- <手順>
- 1.大豆を洗って、1日水に浸けておきます
- 2.藁を使って、藁苞(わらづと)を作ります
- 3.大豆を圧力鍋で蒸します
- 4.蒸した大豆を藁苞に入れます
- 5.タッパーに藁をいれて大豆を入れます
- 6.発酵器で24時間程度、40℃保管します
- 7.納豆が完成すれば、冷蔵庫で保管します
- 8.食べる量だけ取り出して、食べます
1.大豆を洗って、1日水に浸けておきます
(1)ボールの中に水を入れて、1日水に浸けておきます。
2.藁を使って、藁苞(わらづと)を作ります
作り方を知らなかったのでネットで調べると、分かりやすい説明がなかなかありませんでしたが、一番分かりやすい説明が動画で見つかりました。この後の私の写真よりも、こっちを参考にしてください (〃⌒∇⌒)ゞ。
(1)藁の太い方を揃えて、1/3よりも少し上で藁で結びます。結び方は、天日干しの時の結び方と一緒なので参考にしてください。後で振り返ると、無理して藁で結ばずに、麻紐でしっかり結んだほうが良かったと思いました。結びがしっかり出来ていないと、藁苞が丈夫にならないので(〃⌒∇⌒)ゞ。
(2)細い方を少しづつ折り曲げて、全部折り曲げたら藁で結びます。
(3)結んだ下の部分は、はさみで切って短く揃えます。
(4)これを、大豆の量に従って作ります。私は3個作りました。
3.大豆を圧力鍋で蒸します
(1)水で膨らんだ大豆を、ざるに入れて水を切ります。
(2)圧力鍋の蒸し器用の入れ物に入れて、圧力鍋に入れて、底に水を入れます。煮るよりも蒸すほうが美味しいと書いている所が多かったので、蒸すことにしました。
(3)圧力状態で蒸気が噴出した後、火を消したり付けたりしながら30分間ぐらい蒸します。
(4)親指と小指で潰せるぐらいになれば、OKです。
4.蒸した大豆を藁苞に入れます
(1)煮た大豆を藁苞に入れます。納豆菌は沸騰している中でも生きていられるので、大豆の温度が熱いまま入れても大丈夫です。
(2)3つとも入れるとこんな感じです。
(4)藁苞が崩れて、藁に入れた豆がこぼれる状態になった場合は、ビニール袋に入れて輪ゴムで止めます。上の部分は空気が入るように藁を出します。
5.タッパーに藁をいれて大豆を入れます
(1)藁苞3つに入りきらない残った大豆は、タッパーの中に藁を入れて蒸した大豆を入れていきます。
※藁がない場合は、市販の大豆を混ぜます。
(2)空気が入るように、クッキングペーパーと輪ゴムで蓋をします。
6.発酵器で24時間程度、40℃保管します
(1)発酵器を準備します。私は、次の発酵器を使っています。
なければ、発泡スチロールの中にお湯を入れたペットボトルで暖めてもOKです
(2)発酵器に藁納豆を入れます。
(3)40℃にセットして、スタートします。
7.納豆が完成すれば、冷蔵庫で保管します
藁からの発酵なので、今まで嗅いだことのない匂いがします。なんと表現すればいいのでしょうか?納豆っぽい匂いとはまた違って、藁が発酵した、いい匂いがします(o^∇^o)ノ。
(1)藁苞(わらづと)で作った納豆はこんな感じです。
拡大すると、こんな感じです。見事に糸をひいています♪。
(2)タッパーと藁で作った納豆はこんな感じです。
拡大するとこんな感じです。こちらも糸をしっかりひいています!!
(3)藁苞の納豆は、ビニール袋にいれたまま...
(4)タッパーと藁の納豆は、タッパーの蓋をして...
(5)冷蔵庫に入れて保管します。1日~2日冷蔵庫で熟成させてから食べます。
8.食べる量だけ取り出して、食べます
(1)冷蔵庫から取り出して藁から出して匂うと、納豆っぽい香りになってます。
(2)この納豆を力の限り、かき混ぜます。糸引きまくりです(o^∇^o)ノ。
(3)醤油とカラシを混ぜて...
(4)ご飯にかけて、食べます(o^∇^o)ノ。
味は最高でした!!
臭みもなく、納豆の発酵によって大豆本来の味が楽しめてコクがでたような気がします。子供も、美味しいといって満足して食べてくれました。作り甲斐があります(o^∇^o)ノ。
皆さんも、藁苞(わらづと)まで作らなくても、タッパーに藁を入れて保温するだけで簡単に納豆ができますので、藁があれば挑戦してみてはいかがでしょうか。自然な味が楽しめて、お勧めですよ。
発酵食品に興味があれば、味噌や麹を作ってみても面白いかも♪
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