ひとつ目の田んぼ(0.7反)で天日干しを復活させます!!その設置方法を検討しました。
※最新のやり方は、ご挨拶とこだわりの育て方にまとめています。
私の過去の作業の推移は↓の通りですが、お米作りを始めた1,2年目の稲刈りは全て手刈りと天日干しで収穫していました。
その理由は、0.5反という小さな田んぼだったのでなんとかできたのと、草に埋もれていたために稲刈機では対応できなかったためです。
3年目からは、田んぼを広げて草を抑えて多く収穫できたので、稲刈機で刈って乾燥機で乾燥することとなり、それ以降天日干しをする事はなくなりました(〃⌒∇⌒)ゞ。
現在の作業は、「自家採種⇒苗箱によるプール育苗⇒耕起⇒代掻き⇒田植え(1~2本植え)⇒除草(手押し除草機)⇒稲刈(コンバイン)⇒機械乾燥」ですが、あくまで理想は「自家採種⇒ポット苗箱によるプール育苗⇒不耕起⇒田植え(一本植え)⇒草取りせず⇒稲刈(バインダー)⇒ハザ掛けによる天日干し⇒脱穀(ハーベスタ)」なので、今年から0.7反の田んぼで理想に近づけるための試行錯誤を行おうと考えています。その経験を経て、他の田んぼに展開できるかどうかを考えていきます。
その第1弾として、ハザ掛け(稲干し台)による天日干しを復活させようと考えています(o^∇^o)ノ。理想に近づくだけでなく、天日干しから脱穀した籾をそのまま籾保管できるので、農家の人に頼むことなく自分でできるという利点もあります。
1,2年目のハザ掛けの時は、農家の人のハザ木を借りていました。
このハザ木を使って、3本の支え⇒2本の支え⇒3本の支え...の組み合わせで1段のハザ掛け(稲干し台)を作っていました。
2,3本の組み木は重なっているところを縛って作ります。
その時からの経験からすると、このやり方は力作業が半端ないです!!小さい田んぼ(0.5反)で収穫が少なかったはずなのに、うろ覚えでいうと田んぼの長い幅一杯に2列作って干していたと思います。この作業のしんどさを思いだすと恐ろしい...( ̄Д ̄;;。その主な理由は、次の通りです。
①ハザ木そのものが重い
※一本一本が太く長いので、かなりの重量です。
②ハザ木の運ぶ量が半端なく多い
※これぐらいで足りるだろうという事でまず1列作りましたが、足らない度に何往復もして2列目を作りました。
③運ぶ時は自家用車では無理で、最低軽トラが必要
※農家の人にハザ木だけでなく軽トラを借りていました。
この作業を0.7反とはいえ、満足できる収穫ができそうな今年に行うのは、いくら趣味とはいえ無謀を通り越して無理です( ̄Д ̄;;。
そこで、何とかならないかなと思って、周りの田んぼでハザ掛けしている所を見学してきました。力作業を削減するやり方を見つけないと、挫折してしまいそうなので(〃⌒∇⌒)ゞ。
一つ目は、すべて太い鉄パイプで3段に組み立てている稲干し台です。ここの方は、観光事業も兼ねているので、お金と労力をかけていると思われます(o^∇^o)ノ。
これも基本は、端の組みパイプは3本で間を2本で支えています。
パイプはジョイントを使って支えあっています。
パイプ同士の接続は、よく分かりませんがこんなジョイントで接続しています。
これができれば頑丈で最高なのでしょうが、基本一人作業で行うのは無理ですね( ̄Д ̄;;。あくまで参考とさせてもらいます!!
ふたつ目は、鉄(スチール)製の4段組みで組立てている稲干し台です。私の1.5倍の田んぼで、4本の稲干し台で干していました。商品を販売しているHPの説明を見ると1反当たり15本の足が必要と書いているので、この田んぼの収穫の一部だけをほしていたのかもしれませんが...
商品は、これを使っていると思われます。
この方の組み方で感心したのは、稲干し竿の吊るし部分で支えているだけではなく、3本の足のひとつにゴムバンドで固定していることで支えを増やしている所です。こうする事で、少しでも支える力を分散させていると思われます。
この方法だと、私でもできそうです。それに一段ではなく四段なので、稲干し台の数を少なくできそうです。
ただし、この方は長年使っているためか、鉄製なので錆びています。
私は農家でないので倉庫がなく、2mもの錆びた鉄製の道具を家の中に1年間も置いておくことはできません。小さい籾摺り機と除草機を置いておくだけで困っているぐらいなので(〃⌒∇⌒)ゞ。
そこで、いい商品がないかどうか調べてみると、次の商品が見つかりました。鉄製ではなくアルミ製です。鉄よりも弱いので4段ではなく3段までに抑えているのかなと思います。
アルミだと錆びも抑える事ができると思って、今回試しに4本購入してみました。
また、稲干し竿(ハザ木)は、商品説明には鉄パイプ25.4mmを使うと書いていますが、鉄は重いのに加えて、鉄とアルミを接触させて雨や湿気で濡れると、電気分解してアルミのほうが錆びて変色してくると思われるます。
そこで、今年は塩ビパイプ25mmで一番丈夫そうな商品を購入しました。鉄より軽くて、錆びることなく、値段も安いです。鉄パイプより強度は弱いと思うので、稲をかけて壊れるようだと別の方法を考えます。
※11/8追記 塩ビパイプでは強度不足でした。直径40mm以上の竹材が必要です
こうすることで、昔のハザ木の問題も解決できると思っています。
①稲干し台はアルミで軽く、稲干し竿も塩ビパイプで軽い
②3段干しなので、稲干し台の数の減少と設置距離の短縮ができる
③アルミと塩ビパイプだと、汚れも少なく車で運べる
このアルミの稲干し台と塩ビパイプの組み合わせで干せるだけ干して、4本の稲干し台で何畝の稲を干せる事ができるかを試算してみて、来年必要な本数を購入しようと考えています。今年の足りない分は、昔のハザ木を使って干します。
さて、今年はバインダーもないので、手刈り+天日干しで0.7反の田んぼを試してみて、来年バインダーを購入して全部の田んぼを天日干しできるかどうかも合わせて検討してみますね(o^∇^o)ノ。
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