天日干しの稲穂を”足踏み”脱穀機で試しに脱穀してみました!
※最新のやり方は、ご挨拶とこだわりの育て方にまとめています。
ひとつ目の田んぼは、天日干ししているので、これを脱穀して籾にしないと終わったことになりません。
そこで、籾にするためにコンバインやハーベスタという脱穀できる機械を使うのですが、ひとつ目の田んぼは、ふたつ目3つ目の田んぼから4kmぐらい離れているので、コンバインを運ぶ必要があります。しかし、私はトラックを持っていませんし、これ以上貸して頂いた方にお世話になるわけにもいかないと思ったので、自分で何とかできないかと考えました。
その結果、ここまで来たら手作業を極める為に、足踏み脱穀機で地道にやっていこうと決めました!!購入したのは、MR-400BWです。
稲を干しているすぐ横が舗装された道路なので作業もしやすく、足踏みなのでそんなに疲れることはないだろうという事と、また後々赤米等の雑穀米を育てた際に少量では乾燥機で乾かすこともできないので、脱穀機は必ず必要になるだろうという事から、購入に踏み切りました。
しかし、想定外の事が...
巾53x奥行き71x高さ86cmの大きさは想定していたのですが、横に持つ場所が全然ありません!!重さは30kgぐらいなので十分運べるだろうと思っていましたが、持つ場所がないので重さが尋常でなく、簡単に運べません!!!二人で運ぶか台車がないと作業するのにも一苦労です( ̄Д ̄;。
たぶん、このメーカ以外の脱穀機も同じ作りになっていると思います。はっきり言ってしまうと、足こぎ籾摺り機を買おうと考えている方には、今の商品はあまりお勧めできません( ̄∇ ̄*)ゞ。製品を作っているメーカ様...
①横に持つ場所(手すり又は四角い穴)を付けてください!
②下に車輪を付けて移動し易くして、脱穀するときには固定できるようにしてください!
この2つを改善して、はじめて皆様にお勧めできる物になるのではないかと思います。
と言っても、すでに製品を購入して脱穀作業をしようと決めているので、この足踏み脱穀機で天日干しの稲穂をすべて脱穀しようと思います(o^∇^o)ノ。
私なりの脱穀作業のやり方は、次の方法です。使い方の参考にしてください。
作業は、まずプール苗を育てるのに使ったブルーシートを敷いた上に脱穀機を載せて...
このまま脱穀すると籾が散らばってしまうので、ビニールシートで包んで麻紐で結びます。
後ろから見るとこんな感じです。これで籾が散らばらなくなります。
脱穀機の中には串がはえたドラムがあるので、これを足踏みしながら回転させて...
稲穂を中に入れて、籾を稲穂から取り出して...
藁だけが残ります。かなり綺麗にとれて、作業はすごく楽です!!全然疲れないし、筋肉痛にもならないと思います(o^∇^o)ノ。
そうして、溜まった籾が溢れるぐらいになったら、ブルーシートを広げて溜まった籾をお米の袋に入れていきます(o^∇^o)ノ。
まだ、藁が沢山混じっています
今回の作業は、1時~4時までの3時間で1セット分の脱穀をしました。始めてなので作業を確認しながらなのと、効率よくできる方法がないかどうかを考えながら、ゆっくり行いました。頑張って急げば、2日間で全部終わりそうです。
籾は、30kgに半分ぐらい入れて3袋分収穫できました(o^∇^o)ノ。実際に重さを量ると、17kg+15kg+12kg=44kgありました。1セットで44kgだと、スズメに食べられた分を考えて8セットで352kgで、玄米にすると80%になるので282kg=4.7俵??。計算どおり収穫できたら、1反当たり6俵を超えてしまいますが...藁の重さもあるから、最後の収穫できた結果がでるまで喜ばないようにしておきます(〃⌒∇⌒)ゞ
まずは、大体のやり方が分かったので、来週には全部の脱穀を終わりたいと思います!!
その後本当は、唐箕で風選するのがいいのですが、これ以上農機具を増やす訳にはいかないので、「ふるい(篩)」の大きな目と小さな目に通して籾だけを取り出そうと思います。さてさて、どうなることやら(〃⌒∇⌒)ゞ。
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